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WEB社会見学会

石灰石・セメントのまち津久見

太陽 小鳥
津久見の石灰岩鉱山 石灰岩鉱山 子供

石灰石ってなんだろう?

なんだかむつかしい言葉に聞こえますが、海のサンゴや貝殻またはニワトリの卵にも多く含まれる成分が固まってできた石なのです
そのおもな成分は、炭酸カルシウム(化学名では、CaCO3)、きれいな大理石やグラウンドに線を引く消石灰なども石灰石の仲間です、英語では「ライムストーン」と言います。
この石灰石は、日本国内で100パーセント作ることができる大切な鉱物資源です。
石灰石は、道路やビルを作る時に必要なセメントの原料として使われるほか、鉄を作る時にも必要な大事な材料です。またハミガキ粉や乾燥剤など日用品にも幅広く使われています。なんと甘い砂糖を作る時にも使われているそうです。このように、石灰石はとても身近で大変大切な鉱物資源なのです。

”石灰石”って なんだろう?
おとこの子

石灰石はセメント以外にもこんなものに使われているよ

おんなの子

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おとこの子
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津久見市は、石灰石の生産量日本一!

おとこの子
良質な石灰

良質な石灰

津久見の石灰石には「カルシウム成分」が多く含まれているため、とても質の高いセメントなどを作ることができます。
そんな良い石灰石が年間に約3000万トンも生産され、さらに埋蔵量は約40億トンと言われています。また、鉱山から工場、そして出荷するための港までの距離がとても近いため、石灰石を運ぶための費用を安く抑えることができる特徴もあります。まさに津久見は、「日本一の石灰石の町」なのです。

江戸時代からの歴史

江戸時代からの歴史

日本一の津久見の石灰石は、江戸時代に発見され採掘が始まったと伝えられています。
市内には「1767年に真関玄如和尚(しんかんげんにょおしょう)が、門前村(もんぜむら)の朝日寺(しょうにちじ)にて石灰焼(いしばいやき)の技術を発明した」との記録が残っています。
大正5年に鉄道が開通すると、その生産量は飛躍的に増えて、その後日本の近代化に大きな役割を果たしてきました。
そして今なお津久見市を支える重要基幹産業として、多くの市民の暮らしに深く関わっています。

世界中で活躍

世界中で活躍

リアス式海岸にある津久見の港は水深がとても深いのが特徴です。
そのため、6万トンクラスの大型船が接岸して、一度の多くの石灰石やセメントを運ぶことができます。
バースと呼ばれる埠頭で積み込まれた石灰石やセメントは、日本国内では、関東や関西方面、そして沖縄などに運ばれます。
また、フィリピンやオーストラリア、中国、そしてアメリカ、アフリカなど世界中の港にも運ばれていて、それぞれの国で道路や橋、ビルディングなどを作る材料として使われています。

”100年窯”の秘密

”100年窯”の秘密

津久見市徳浦にある丸京石灰さんでは、明治時代の創業当時から100年以上経った今もなお、石灰石を焼くために同じ窯を使い続けています。
昔ながらの希少な伝統製法により作られた石灰は、歴史的建物の白壁に使われる「しっくい」などとして全国各地で重宝されています。

地産地消・津久見の石でまちづくり

地産地消・津久見の石でまちづくり

津久見市中心部を流れる2級河川の津久見川では、水害を防ぐために大規模な改修工事が行われています。
工事には、日本一を誇る津久見の石灰石から作られたセメントや山で掘られた石が使われています。
また現場では、地元の建設会社の皆さんが力を合わせて強いまちづくりのためにがんばっています。

おとこの子 おんなの子

セメントができるまで

石灰石がセメントになるまで、大きく5つの工程があるよ

1 切羽(きりは) (石山)

ここは大分県津久見市にある石灰石鉱山です。
アメリカ・グランドキャニオンと見間違うような景色は広大で、大きな重機がまるでミニカーのように見えます。
採掘された石灰石は、立坑と呼ばれる穴から地下に掘られたトンネルに落とされます。
そしてセメントなどの私たちの身近なものに姿かたちを変えます。

大分県津久見市にある石灰石鉱山

2 原料工程 (山工場)

石灰石はベルトコンベアで工場まで運ばれます。
津久見市内には、鉱山から工場、そして港に繋がる、とても長いベルトコンベアが張り巡らされていて、津久見市の象徴的な風景にもなっています。
石灰石は英語で「ライム」と言われますので、まさにライムストーンラインと呼ぶことができます。

原料工程(山工場) ショベルカー

3 焼成(しょうせい)工程 (海工場)

工場に運ばれた石灰石は、土や珪石などを混ぜられたあと、キルンと呼ばれる大型の回転窯で焼かれます。
そこで作られたものがセメントの元となるクリンカです。
キルンの中は、1450℃の高い温度になっていて、石灰石も溶けて真っ赤な溶岩のようなクリンカになります。 

焼成(しょうせい)工程 (海工場)

4 仕上げ工程 (海工場2)

キルンでできたクリンカは、さらに石こうと混ぜられたあと、セメントミルという大型のミキサーで粉々にされます。
セメントミルには、こぶしぐらいの大きさの鉄の球がたくさん入っていて、これで原料の石灰石が細かくされます。
粉になったセメントは、それぞれの使い道に合うように成分を調整されて製品になっていきます。

仕上げ工程 (海工場2)

5 出荷 (船)

セメントの輸送は主に船で行われます。
一度に何万トンという大きな量を運ぶことができるのが海上輸送の特徴です。
セメント工場の埠頭では昼も夜も大きな船が出入りしていて、石灰石の製品が積み込まれます。
そしてその船は、国内だけなく遠く海外にも向かい、津久見で作られた石灰石の製品を運んでいきます。

出荷 (船) 大型船舶
おとこの子
おんなの子

津久見市では、たくさんの会社が力を合わせて、石灰石を商品にしているよ

おとこの子

石灰石を掘り出す

  • 大分太平洋鉱業 株式会社

  • 株式会社 戸髙鉱業社

  • 日鉄鉱業 株式会社 大分事業所

  • 大分鉱業 株式会社

重機 重機

石灰石を加工して製品にする

  • セメント

    太平洋セメント
    株式会社 大分工場

  • 生石灰・消石灰

    古手川産業 株式会社

  • 乾燥剤・品質保持剤

    株式会社 鳥繁産業

  • 漆喰(しっくい)製品など

    株式会社 丸京石灰

  • 大分県石灰工業会

石灰石を加工して製品にする 石灰石を加工して製品にする

石灰石の恵を使って仕事をする

セメント町 津久見市 カルシウム豊富な津久見の海